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工学部長からのメッセージ
現代の科学技術では個々の専門分野が高度化・複雑化・細分化する一方で、学際融合型の総合的・複合的な課題が多くなっています。 とくに自動車産業やロボット産業など日本が世界をリードする先端分野では、複数の工学専門分野にまたがる総合的な知識と能力を身につけた高度技術者が求められており、 大学における人材の育成に期待が高まっております。 このような時代のニーズに応えるために、従来の専門分野の枠を越えた 複数分野の工学を学べる本学科が平成20年4月に設置されました。その最大の特徴は、基礎教育と専門教育を有機的に連携させた他大学に例を見ない先進的な教育カリキュラムにあります。 1〜2年生では基礎に重点を置いた講義・演習や少人数チームで課題に取り組むPBL(課題解決型学習)を中心に履修し、 数学・物理学等の確かな基礎学力を養うと同時に、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけます。 3〜4年生では先端分野に対応できるように機械工学や電気電子工学を中心とする複数分野の専門領域をバランスよく履修することができます。 あわせて数理系科目を学ぶことにより、もの創りに必要なモデリング能力とデザイン力を伸ばします。 本学科の卒業生は機械工学や電気電子工学を中心とする幅広い先端分野 (自動車,ロボット、精密機械,宇宙,重工業,鉄鋼,金属,電力,ディジタル家電,半導体,コンピュータなど)においてリーダーシップを発揮できる高度技術者として、 さらに公務員や教員(数学,工業)としての活躍が期待されます。 また、本学科と同時に設置される大学院(先端機能システム工学専攻)へ進学し、更に高度な専門技術者・研究者への道が開かれています。

学科長 孫 勇
 
総合システム工学科は、次世代の自動車産業やロボット産業などの時代をリードする先端産業において活躍できる幅広い専門的知識と 高い能力を身につけた高度技術者・研究者を養成するために、平成20年4月に新しく誕生した学科です。

技術革新の激しい先端産業において常にリーダーシップをとって活躍するためには、確かな基礎学力と幅広い専門知識はもちろんのこと、 プロジェクトを推し進める企画力や自発的な行動力を身につけた総合的な能力が求められます。

そのため本学科では、数学・物理学などの基礎教育を重視し知的体力をしっかり身につけた上に、 機械工学と電気電子工学を中心とした複数の専門分野のエッセンスをバランスよく履修できよう先進的なカリキュラムを組んでいます。 また、少人数で課題を解決するPBL(課題解決型学習)を1〜3年次に導入し、実践的な問題解決能力が自然と身につけられるよう工夫しました。

このウェブサイトでは、本学科の特色がわかりやすく説明してあり、皆さんの進路選択に役立つ情報が盛りだくさんです。 このサイトをご覧になって興味を持った皆さん、私たちと一緒に先端分野の未来を切り拓いていくことのできる高度技術者を目指しませんか!

もし、ご不明な点がありましたら、遠慮なくウェブサイトのお問い合わせ先までご連絡下さい。