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博士(工学)

脇迫 仁(准教授)
“ロボット工学は総合工学”。
幅広い知識を活用できる技術者へ。
私たちの研究室では、ロボットの“目”となるセンサーやロボットを動かすソフトウェアの研究開発などを行っています。ロボットや自動車などの最先端のモノづくりは、機械工学や電気工学などのさまざまな要素技術から成り立っています。たとえば、「ロボット工学は総合工学」と言われますが、ロボットを動かすプログラムをつくるにもメカについての最低限の知識が必要となります。幾つもの技術的な課題をクリアして、自分の思い通りにロボットが動いたときの感動は格別なものです。総合システム工学科は、大学院への進学がスムーズなカリキュラムで、学部生のときから機械や電気などの幅広い工学知識を習得でき、将来、先端産業のエンジニアとして活躍したい人にはピッタリの学科だと思います。

博士(工学)

中尾 基(教授)
PBLで、課題解決のための
総合的な力を身につけてほしい。
PBL(Project-Based Learning=課題解決型学習)は、総合システム工学科の柱となる科目です。プロジェクトと聞くと大げさに聞こえますが、たとえば大学への入学も、大学や学部の選択から始めて最終的に“合格”という課題の解決をめざす一連のプロジェクトといえるでしょう。将来、実際にモノづくりに携わると、いろんな知識をいかに組み合わせて物事を解決していくかが重要になります。また、プロジェクトを進めるには、企画力、問題発見能力、プレゼンテーション力などの総合的な能力が問われます。そうした実践的な課題解決力を身につけるための科目がPBLです。九工大は「技術に堪能なる士君子」の養成を開学理念としていますが、とくに本学科ではその名の通り、技術力と人間力のバランスのとれた “総合的”な能力を磨くことができます。